医療費の面でいえば普通の病院のほうがリーズナブル

AGA専門のクリニックに行くのではなく普通の病院でのAGA治療を希望している場合、基本的には皮膚科か内科ということになります。

医療費の面でいえば普通の病院のほうがリーズナブルなようです。

とはいえ現実にどこの内科(皮膚科)でもAGAの診療をしてくれるかというと、まだまだ普及していない状態で、受け付けているところでもAGAに対する治療の選択肢は、専門の病院と比較すると少ないといっていいでしょう。

医療的なケアや植毛などの技術的なケアが大事なのは言うまでもありませんが、体質改善を踏まえたライフスタイルの見直しを図ることも長期間にわたるAGA治療では重要なファクターになると言われています。

代謝機能が低下し老廃物がたまっていると、いくら医学的に有効な治療を施そうとあまり満足のいく効果は得られません。

アルコールの摂りすぎや食事の量を見直し、入浴や睡眠時間の確保をおろそかにすることなく、自分ができることから始めていくと良いでしょう。

全部できないからといって投げ出すのは禁物です。

医療的な治療はクリニックで受けつつ、家庭でもできるAGA対策として挙げられるものといえば、今までのライフスタイルを改善することにつきます。

食生活でいうと髪に重要な栄養素が不足しないように、各種ミネラル、亜鉛、タンパク質等を含んだ食品をバランスよくとることです。

加えて、血行不良をなくすため血管を収縮させるニコチンの摂取は極力控え(禁煙)、入浴時にスカルプマッサージを取り入れるのも効果的です。

男性型脱毛症(AGA)の治療を病院に通うことなくセルフでするのは、可能ではあるものの、出来ることは限定的です。

毛根に薬剤を注入するメソセラピーや頭皮に毛を移植する植毛は、実習と研修を重ねた医療技術者にしか扱えません。

ただ、内服薬やローションなどは個人輸入で購入することでクリニックなどに頼ることなく治療ができるのです。

また、高価な先発医薬品でなくジェネリック薬を使うことにより、皮膚科やAGA専門のクリニックに行くよりは出費が少なくて済みます。

薬局などで販売されている育毛剤やトニックなどにも対AGAで有効な薬剤は含まれています。

有効成分フィナステリドが含まれているプロペシアなどの薬については、日本では医者からの処方箋がないと買えませんが、毛乳頭細胞の活性化を促すといわれるミノキシジルが配合された製品は病院を受診しなくても普通に薬局で買えます。

現在、国内で入手できるのは大正製薬のリアップとその関連製品で、3000円台から購入できるものの、普通の薬と違い第1類医薬品という扱いになっているため、薬剤師がいるところでなければ購入できません。

ただ、ネットでも購入できるようです。

男性型脱毛症という名前を聞けば、発症するのは男性のみと思いがちですが、最近では女性も同様に発症することもあるのが分かってきました。

AGAが男性の場合なのに対し、Female AGA(女性男性型脱毛症)、略してFAGAと表記されます。

AGAと異なる点というと、始まりにM字型を呈することはなく、全体的に髪のボリュームが失われて薄毛になる点、また、更年期以降でも脱毛抑制作用のある女性ホルモンは分泌されているので薄くはなってもAGAのように進行しないことでしょう。

思春期以降なら誰でもかかりうるのが男性型脱毛症(略称AGA)ですが、AGAの発症と進行には性ホルモンが大きく関与しています。

アンドロゲンのひとつであるテストステロンという物質が特定の酵素による還元作用でテストステロンに比べ作用の強いジヒドロテストステロンに変わることで発毛が抑制され脱毛の症状が出ることが判明しています。

問題の酵素がどのくらいあるかは、個人差というよりも遺伝的な差異があるというところまでは解っていますから、薄毛というのは遺伝的な影響を強く受けていると今でははっきり断言することができます。

商品名プロペシアはフィナステリドを含むAGA治療薬です。

AGAの症状が出ている方すべてに効くものではないのですが、相性が良ければ抜け毛や薄毛などのAGAの状態改善にじっくりながらも着実に効果をもたらすでしょう。

けれども人によっては副作用が出る可能性もないわけではなく、性欲減退やEDのほか、AST、ALT、ガンマGTPなど肝機能の検査値の上昇といった肝機能障害の兆候が見られる場合もありますから、必ず医師の診断の上、処方されることになっています。

治療を始めてから本人がAGAの症状の改善を実感できるまでには、人によって違いはありますが、約6か月、早い人でも3か月程度は期間を要するのが普通です。

その後、見た目で薄毛が解消ないし改善されたと肌で感じ取れるようになるには何年という年数がかかることもしばしばです。

髪が生えて成長する速度を考慮に入れなければいけませんから、治療は長期的です。

素人判断で中断したりせず、治療は気長に続けることが大事です。

界面活性剤は髪のクセをとるのに便利なので、使用されているヘアワックスやムースは多いです。

界面活性剤は髪の主成分であるコラーゲンを破壊するので、大量に使ったり洗浄が不十分な時は髪や地肌が傷み、抜毛が増えるきっかけになります。

もしAGAの治療を行うのであれば、このようなマイナス要因はなるべく排除したいものです。

使用するとしても低刺激性の整髪料を使い、スタイリングの際は必要な量だけをとり、整髪料が頭皮につかないようにするのが大切です。